2011年05月21日

ロンドン五輪聖火リレーの概要を発表、国内のみで実施


2012年ロンドン五輪組織委員会は18日、聖火リレーの概要を発表した。ランズエンド(Land's End)を起点としたリレーは、スコットランドの奥地など約1万2875キロメートルを回る予定となっている。

 ギリシャから運ばれる聖火は2012年5月18日にランズエンドに到着、グレートブリテン島の西側を通り、開会式の行われる7月27日まで70日間に渡ってリレーされる。

 2008年北京五輪の聖火リレーの際に起きた人権活動家による抗議デモによる混乱を受け、今回は海外でのリレーは行われない予定となっているが、アイルランドのダブリン(Dublin)を通過する可能性もある。

 組織委員会のセバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長は「聖火は、英国の全地域と地方全体を照らし出し、我々の住処、そして我々が誰であるかということを最高の形で示してくれるだろう」と語っている。

 国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)の英国人委員であるクレイグ・リーディー(Craig Reedie)氏は、北京五輪開幕前の海外での聖火リレーで起きた暴力的な光景が繰り返されるとは考えていない。

「本来ならば平和的な祝福の機会となるべき聖火のトーチを、抗議の機会として利用した人々がいた。そのためIOCは、英国内のみでのリレーという決断に至ったが、その恩恵を受けるのはロンドン(London)と英国だけだろう」

 リレーには、マン島(Isle of Man)、ガーンジー(Guernsey)島、ジャージー(Jersey)島、そしてスコットランドのシェトランド(Shetland)諸島、オークニー(Orkney)諸島、ルイス島(Isle of Lewis)も含まれている。

 第1弾として組織委員会は、有名な競技場や史跡、そして自然美に溢れた名所など74か所を選んだ。

 リーディー氏は「聖火は有名なスポーツ会場、ウィンブルドン(Wimbledon、テニスのウィンブルドン選手権の会場)や、オールド・トラフォード(Old Trafford、サッカー、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の本拠地)、セント・アンドリュース(St Andrews、全英オープン・ゴルフ選手権が開催されるゴルフコースのある街)、そしてマッチ・ウェンロック(Much Wenlock、近代五輪誕生の地)といったところ通過していく」と語っている。

 聖火リレーは1日12時間で、祝賀イベントを行ってその日の行程を終える予定となっている。(c)AFP

posted by ワールドスポーツ at 10:47| オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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